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パイプラインインサイト: 多発性硬化症-有望なパイプライン薬のリスク便益比が注目されています
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はじめに
2008年、主要7か国(日、米、仏、独、伊、西、英)における多発性硬化症疾患修飾薬の売上は60億ドルを超えました。
従来の堅調な成長動向と初の経口薬の採用に支えられ、当市場の価値は2013年に84億ドルでピークに達し、その後バイオシミラーの誕生を迎えるものとデータモニターでは予想しています。
構成
- 多発性硬化症の診断、治療、現在および将来の罹患率、主なアンメットニーズの分析
- 後期段階の多発性硬化症疾患修飾性パイプライン薬の考察、主なR&D企業戦略の分析を含む
- 主要7か国における売上高・売上量動向-実績(2004-08年)および将来(2009-18年)の徹底分析
- 主な後期段階パイプライン薬の商業的、臨床的評価、オピニオンリーダーのコメント、2018年までの地域別の売上予測
ハイライト
後期段階パイプラインでは有望な数製品の開発が進められていますが、主要な候補薬のリスク便益比は依然不透明です。 Tysabri (natalizumab, Biogen Idec/Elan)のケースでも示されたように、既存の第1選択薬と比べた場合、高い有効性には有害事象リスクの増加が避けられませんでした。
経口薬の中で最も開発の進んでいるMylinax (経口cladribine; Merck Serono)およびfingolimod (FTY720; Novartis)の2剤は有害事象の発生にもかかわらず、驚異的な有効性データを示していることから、データモニターではこの2剤が第1選択薬となる可能性があると予想しています。
fingolimodは2018年には7か国で売上高12億ドルを達成し、新たに市場首位に立ちそうです。
後期段階の治験データからCampath (alemtuzumab; Genzyme/Bayer Schering)が史上最も高い有効性を持つMS治療薬となることが示唆されています。
最終的なポジショニング戦略は明確ではありませんが、安全性への懸念からCampathの使用は早期の重度症例の短期的治療および急速進行型の治療に限定されるのではないかとデータモニターでは考察しています。
重要ポイント
- 製品の上市時点における競合的環境を分析できる
- パイプライン薬に対する内部の予測と市場の可能性を確認できる
- 企業ポートフォリオ、市場ニーズに基づきライセンシングの機会を特定する
Pipeline Insight: Multiple Sclerosis – Risk-benefit ratio under the spotlight for potent pipeline drugs – DMHC2563